この記事を読むと...
- YouTubeでグッズ販売をするメリットがわかる!
- YouTubeでグッズ販売をする方法がわかる!
- YouTubeでグッズを販売する際のおすすめサービスがわかる!
YouTubeチャンネルでグッズ販売できること、知っていましたか?
アーティストとして楽曲を配信することが当たり前となった今、アーティスト活動と並行してYouTubeチャンネルを運用されている方も増えてきました。
それもそのはず、2025年現在YouTubeの月間アクティブユーザーは日本国内でも7000万人を超えており、プロモーション戦略を行う上で欠かせないプラットフォームとなっていることは周知の事実です。
また、YouTube公式アーティストチャンネル(OAC)についても、アーティストの中では徐々に認知が広がりつつあります。
▼YouTube公式アーティストチャンネル(OAC)の申請をする
YouTubeチャンネルの運用・YouTube公式アーティストチャンネル(OAC)としての運用が当たり前になっている中、意外とアーティストに利用されていない機能があります。
それが、YouTube ショッピングです。
この記事では、YouTube ショッピングの機能を利用し、グッズ(マーチ/マーチャンダイズ)販売を始めるメリット、そして実際にグッズ販売を始める方法を解説していきます。収益化の幅を広げていきたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください!
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YouTubeチャンネルでグッズ販売を始めるメリット
前述した通りYouTubeのアクティブユーザーは非常に多いのですが、それだけでなく、動画経由で商品を購入しているYouTubeのユーザーは増加傾向にあるのです。
商品の認知拡大は通常の動画のみならず、ライブやショート動画でも行うことができますし、そのまま自分のチャンネルでECサイトへの導線を作ることができるので、エンゲージメントが高いリスナーやファンに対しては、非常に有効な商品販売のアプローチであると言えます!
メリットをまとめると...
- 動画経由で商品を購入しているYouTubeのユーザーは増加傾向
- 動画で商品を紹介する → ストアへの誘導がスムーズ
- 通常の動画だけではなく、ライブやショート動画でもストアへ誘導できる
YouTubeショッピングの利用条件
YouTubeショッピングは誰でも自由に利用できる訳ではありません...
YouTubeの公式ヘルプによると、以下を全て満たしている場合に、YouTubeショッピングが利用可能となるようです。
- YouTube パートナー プログラムに参加している。
- チャンネルが YouTube パートナー プログラムのチャンネル登録者数の条件を満たしている、または公式アーティスト チャンネルである。
- チャンネルの対象視聴者が子ども向けに設定されておらず、子ども向けに設定された動画の数が多くない。
- ヘイトスピーチに関するコミュニティ ガイドラインの違反警告を受けていない。
YouTube パートナープログラム(YPP)への参加が一番の障壁になりますが...
実はYouTube パートナープログラム(YPP)は緩和されています。
拡充版YouTube パートナープログラム(YPP)の参加条件は以下のいずれかとなっています。
- チャンネル登録者数が 500 人以上で、直近 90 日間にアップロードした有効な公開動画が 3 本以上、かつ直近 12 か月間の有効な公開動画の総再生時間が 3,000 時間以上である。
- チャンネル登録者数が 500 人以上で、直近 90 日間にアップロードした有効な公開動画が 3 本以上、かつ直近 90 日間の有効な公開ショート動画の視聴回数が 300 万回以上である。
※ただし、広告収益等を得るためには従来の条件を満たしている必要があるとのことです。
YouTubeチャンネルでグッズ販売を始める方法
YouTubeチャンネルとECサイトの連携
YouTubeチャンネルでグッズ販売を始めるメリットとYouTubeショッピングの利用条件を理解したところで、実際にYouTubeチャンネルでグッズ販売を始める(YouTubeショッピングの機能を利用する)方法の解説に移りたいと思います。
YouTubeチャンネルとECサイト(ストア)を連携する方法は以下の通りです。
- YouTube Studio にログイン
- 左側のメニューで [収益化] を選択
- [ショッピング] タブをクリック
※このタブはチャンネルが条件を満たしている場合にのみ表示されます。
- [設定]をクリック
- 連携したいECサイト(ストア)を選択
また、ご自身の動画に商品をタグ付けすることも可能です。
タグ付けについてはコンテンツで商品にタグ付けするを確認してください。
ECサイト(ストア)を連携すると、"ストア"というタブがチャンネルに付与され、連携したECサイトの商品が自動的にストアタブへと表示されます。
YouTubeショッピングとご自身の商品が販売されているECサイトを連携する方法については、YouTube ショッピング公式の動画でも紹介されているので、ご確認ください。
YouTubeショッピングの連携に対応しているストア
YouTubeショッピングの連携に対応しているストアの一覧は以下の通りです。
- SUZURI(日本でのみ利用可能)
- BASE(日本でのみ利用可能)
- Cafe24*(韓国でのみ利用可能)
- Marpple Shop(韓国でのみ利用可能)
- Fourthwall
- Shopify*
- SHOPLINE
- Spreadshop*
- TeePublic
- Wix
- Spring*(旧称 Teespring)
Shopifyへの商品登録については、Spotifyでグッズ販売を行う方法とは?でも紹介していますので、ぜひご一読ください。
SUZURIを利用するメリット
ここで、SUZURIを利用するメリットをご紹介します。
SUZURI公式のヘルプページによると...
1枚画像をアップロードするだけで、オリジナルアイテムをつくることができ、1個から販売できるサービスです。
販売後は、グッズの製作から発送までをSUZURIがおこなうため、運用コストがかからないというメリットがあります。
利用料および販売手数料は一切かからないので、ショップ開設の費用は必要ありません。
要するに、アーティスト写真のアイコンだったり、ジャケット画像をアップロードするだけでご自身の商品が在庫リスクなしで作れちゃうんです。
既に別のECサイトでご自身のグッズを販売し、そのECサイトをYouTubeショッピングに連携していたとしても、YouTubeショッピングは複数のECサイトを連携できるので、SUZURIも追加で連携し、在庫リスクなしでグッズを制作・販売し、YouTubeショッピングで販売できちゃいます。
特に、まだグッズを展開していないアーティストが使わない手はありません...
SUZURIで作れるアイテム数はかなり多く、Tシャツからバッグ、そしてスマホケースまで多岐に渡ります。
ぜひ一度、確認してみてくださいね!
▼SUZURI
まとめ
今回はYouTubeチャンネルでグッズ販売を始める方法、メリット、おすすめのサービスについて紹介しました。
幅広い年齢層に利用されているYouTubeという巨大なプラットフォームをECサイトへの導線として利用することは、新たな収益源の確保にも繋がります。
また、非常に簡単なステップでECサイトを連携できますし、グッズを展開していないアーティストでもSUZURIを利用することによってすぐにグッズ販売ができるようになるので、ぜひ"YouTubeショッピング"に挑戦してみましょう!