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Jinmenusagi "インディペンデントで活動する意義とは"
こんな人におすすめ
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「I-DEFY」( = I-D [Independent] + DEFY [権力になびかない])では、インディペンデントなバックグラウンドを持つゲストを毎回迎え「今の時代のインディペンデントとは?」をテーマに、MCの武田俊(編集者/メディアリサーチャー)とトークを展開。トークを通じて今の時代にアップデートしたアーティスト活動を行うための幅広い知見や気づきをシェアします。この回ではJinmenusagiさんをゲストに迎えてお届けします。

 

Jinmenusagi プロフィール

1991年生まれ東京・千代田区出身のラッパー。LEEYVNG(リーヤン)名義でビートメイク、プロデュースも行う。14歳頃から作詞・作曲・ミキシングを独自で学び、クリエイティブ活動を開始。鋭くハイセンスな表現とともに、フレキシブルにスタイルをアップデートさせ、2012年のアルバム『Self Ghost』以来、コンスタントに作品を発表。2018年にSweet Williamと共作したアルバム『la blanka』でその評価を確かなものとし、DubbyMapleとの『EMOTAPE』シリーズや『Bubble Down』といったEP、そして「SAKURABA」「Opp Otaku」をはじめとするヒットシングルを経て、2023年11月に満を持して待望のNewアルバム『DONG JING REN(東京人)』をドロップ。03- Performanceでも披露された「GOAT (feat. Lunv Loyal)」をはじめ、各収録曲が話題を呼んでいる。“インディペンデント業放つ”を活動の屋号に掲げ、インディペンデントを今もっともリアルに体現するアーティストのひとり。

 

「なんでも自分の思った通りにできる」

音楽業界の独立について熱く語るJinmenusagiさん。古き良きレーベルから個人へと移行が進む中で、インディペンデントの重要性を強調します。コロナ禍が音楽シーンに与えた影響についても触れ、独立アーティストにとっての利点と欠点を分析。特に若手アーティストたちが独立して活動する背景や動機に迫ります。「創造力」が独立することでどのように解放されるかについても語り、自由度の高さと全てを自分で管理するストレスのバランスについての現実を語ります。

 

インディペンデントでサバイブしてきた軌跡

税務や数字管理の困難さにも触れ、自分で仕事を管理する必要性を話題にあげます。具体的な経験談として、領収書の管理や書類のまとめ方を共有。さらに、TuneCoreのスプリット機能を活用し、曲の利益を効率的に分配する方法とその利点を紹介します。スポンサーシップやブランド要求がクリエイティブなコントロールに与える影響や、インディペンデントとしての資金調達の難しさとその対策についても自身の考え方を共有。転機となったらっぷびとさんとのコラボで初めて音楽でお金を稼いだ経験や、30代に入ってからの価値観の変化、メンタルヘルスの問題や音楽業界の変化についても触れています。

 

「嫌なことは嫌って言った方がいい」

ミュージシャンとしての現実を語るJinmenusagiさん。アルバム制作に責任感が増し、生活習慣の改善で新しい自分を発見したといいます。誰かと一緒に住むことで自分を見つめ直し、その影響が音楽に反映されています。インディペンデントな活動では、嘘をつかないことの重要性を強調。また、SNS時代の葛藤として、本当の自分を演じることの難しさを語ります。ファンとの接触やプライバシー侵害の問題に直面する中、有名税の現実も共有。若いアーティストに向けては、自己主張の重要性を説き、インスピレーションを与えています。

 

About I-DEFY

「I-DEFY」の背景

「インディペンデントなアーティストが地上波に出演し、チャートのトップにもなる現在。 DX、個人の発信力の高まりにともない、大きな資本に所属せずともサスティナブルなアーティスト活動が可能な時代が到来しました。 メジャーとインディペンデントの垣根はある意味なくなっています。 しかし、ドラスティックな変化でもあるため、アーティスト自身が、独力、インディペンデントなスタンス、DIYで今の時代にあわせて無理なく活動するロールモデル、知見は世の中にまだ多くはありません。 そんな状況の中、I-DEFYではインディペンデントなバックグラウンドを持つゲストとともに『今の時代のインディペンデントとは?』をテーマにトークし、アーティスト/クリエイター/リスナーへ新たな知見をシェアしていければと考えています」

 

 I-DEFY Credit

Produce : TuneCore Japan
MC:武田俊(Media Researcher / Editor)
ロゴクリエイティブ : STUDIO TOKOYO(koh、たかくらかずき)
Intro : 「All for Independence (Type-B)」(Composer / ES-PLANT)

 

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